近くて遠い鴨川
京都の大学生
と聞くと、何を思い浮かべるだろうか。
学祭、サークル、自転車、鴨川等間隔、デルタで花火、河原町で飲み会、etcetc…
そう、皆さんが想像するであろうおよそ半分に絡んでくる重大な要素が 『鴨川』だ。
しかし京都の大学とひとくちに言っても、洛中市内だけでも北は紫野、衣笠 南は伏見まで大変幅広い範囲に学び舎は在している。
無論手近な距離に鴨川がない大学も存在する。
わたしが下回生時代に通ったのは、洛中とは言っても東福寺、伏見稲荷から更に南に下ったところにある小さなキャンパスだった。
サークルの集まり、コンパなどは足を伸ばして三条、四条界隈で行われることが多かったようであるが、1ヶ月と経たずサークルから華麗に抜け去ったため知る由もない。
更にわたしは京阪電車で大阪から出てきていた為、定期だけでは伏見区から外に出られかったのである。とりあえず鴨川に出るのに片道160円、デルタまで出ようとすると330円かかった。
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上回生になり、キャンパスを移動した。晴れて鴨川を渡って大学に行くようになった今、お伝えしたいと思う。
鴨川が学生生活の風景にあって当たり前の大学生。
京都で大学生をしたら必ず鴨川に来ると思っている高校生。
鴨川が青春の風景にあるのは贅沢なことですよ!!!!!!!!!
レンタサイクルで渡る鴨川の風は今日も心地よかった。
(22.10.01)