機嫌
今年から、ほぼ日手帳weeklyを使っている。
このほぼ日weeklyの週予定ページには、1週ごとに「今週のひとこと」コーナーがあり、過去に誰かが残した一節が紹介されている。
今年見たひとことの中で、ひときわ印象深いものがあった。
私は時折、人から「運がいいね」と言われることがあるんですが、自分ではそう思わないです。
でも、ほかの人を見ていてわかったことがあるんです。
運のいい人って、まちがいなく機嫌のいい人です。
機嫌のいい人は、人にやさしくされる確率が高い。
スタイリスト、伊藤まさこさんによる『この言葉が伝わるときに。』でのひとこと。
「運がいい人って、まちがいなく機嫌がいい人です」
ほんとにその通りだなと思う事が多い1年だった。
朗らかに、楽しそうに過ごすことで呼び込む「よい運」が、確実に世の中には存在する。
今日から12月、2023版のほぼ日手帳weeklyへバトンタッチ。
(22.12.01)
結婚式
先日親戚の結婚式に出席した。
冠婚葬祭というのは、自分のライフステージが少しずつ進むにつれて何年かに1度は経験しておくべきだなと思う。
2年前"葬"の機会でそう感じたが、今回もしみしみ実感した。前回結婚式に出席したのは中学生の頃だったので、同級生の結婚という話がボチボチ耳に入るようになった今は当然感じ方がまるで違う。
大変良いお式だった。お日柄も大変よろしくて。
あんな素晴らしい式にお呼ばれしてしまうと、もし自分にそういう機会があってお呼びする際のハードルが爆上がりする事この上ない。
とても素敵だっただけに、終わってから自分の来し方行く末についての思案があれこれとグルグル頭の中を駆け巡っている。
現実との間には分厚くフワフワしたモヤが掛かったまま、式の理想だけが膨らんでいく。
相手は……今から錬成するということで。
(22.10.30)
ハトノフン事件
自転車に乗っていたら、電線にとまっていた鳩が脱糞してきた。
幸い私始め周りの人にhitはしなかったが、その時中学時代のこんな思い出がよみがえった。
ある朝登校したあと自分の席で授業の準備をしていると、別のクラスからひとりの友人が引きつった顔で私の席へとやってきた。
彼女は幼稚園が同じではあったが、中学に入ってから特に親交があったというわけでもない。
そんな彼女が重々しく、そして小声で次のようなことを言った。
「ハトの……フンが……スカートについて…………」
見ればスカートにはグラフィックアートよろしく盛大に白い"ペイント"があった。そしてあのえも言われぬ匂い……
彼女は酷く動揺していた。
どうしたら良いだろうかと彼女は言った。
私も普通に動揺した。動揺したのでスカート履いてる状態なのにそのまま洗い場で摘み洗いを試みた。
たしかその後幾許か冷静さを取り戻し、保健室にスカートを借りに行くことを勧めた気がする。
しかし彼女は動揺した中、なぜわたしに助けを求めに来たのだろうか……未だに謎のままである。
(22.10.22)
シンシン
ここ10年ほど、毎年10月11月は心身のバランスを崩す【魔の月間】である。
小学生の頃、修学旅行で偏頭痛が暴発し、朝からgerogeroのグロッキー状態だったのを皮切りに、フィジカルメンタル共にドン底に落ちるのが何故かこの季節なのだ。
これは「そう思っているならそうなる」とかそういう次元をもう超えていることであって、逃れようが無い。
……まあ、季節の変わり目による自律神経の乱れとイベントや大事な用事が過密になることが大体の要因なのはわかっているのだ。
でもどうしようも無いのだ。
最も「自分のペースでものごとを進められない時期」、それがわたしにとっての10月11月というわけで……
諦めてここ数年は毎年この時期が近づいてくると 楽しみな予定を普段より増やし、からだを温めることに注力している。
今年もやはり10月中旬頃から様子がおかしくなり始め、絶賛不調の渦中である。
ほんと、11月誕生日なのに毎年いやになっちゃうね。
(22.10.19)
マイケルになる人
昨日のスタジアムライブの興奮が未だ冷めやらない。
藤井風のライブに行った。
昨年の大阪城ホール公演から実に1年ぶりである。
2人申し込みにも関わらず奇跡的にアリーナが当選したので、本当に"ついていた"。
全ての入場が終わるのを待って開演した事もあり、15分ほど待ったオーディエンスは声こそ出さないもののボルテージがMAXに。
待ちわびた効果もあったと思うが、それにしてもステージ上の階段に本人がせり出して上がってきた瞬間、今までアーティストに対してあげたことの無い歓声をあげそうになった。
マイケル・ジャクソンのコンサートでは毎回失神者が出たらしいが、なんかそのうちそうなりそうな予感がした。大袈裟かもしれないけど本当に。
藤井風の魅力、とはなんだろう。
高い演奏力、瑞々しさと色気が渾然一体となったオーラ、泣く子も黙る圧倒的歌声、本人のピュアすぎる程ピュアな感性……etcetc
神は二物も三物も四物も与えるとはまさにこのことである。
あれだけ老若男女(本当に老若男女)ギッチギチに詰まったPanasonicスタジアムを余すことなく沸かすことが出来るソロアーティストというのは彼しかいないのやもしれない。
映像演出も大変見事だった。
ステージバックと左右のスクリーンをフルに使った演出が大変見応えがあった。
そしてあのデカいスクリーンに映し出されて尚アップに耐える彼のビジュアルたるや。
太宰治のような憂いを帯びた表情からエルヴィス・プレスリーのような自信に満ちた表情まで実に多彩。
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昨年城ホで見た後は、楽しいのと同時に 自分みたいなのが音楽やってて意味があるのだろうかという絶望に近い気持ちがムクムク湧き上がってきたのだが、
今年はもっと純粋に「すげ〜〜!!!!!」と、手放しにポジティブな気持ちでいた。
それくらい 完成した何か を見た気がした。
紅白でお茶の間に知れ渡った時はちょっと寂しいような心地だったが、今やYouTubeのコメントは超グローバル。更なるワールドワイドな活躍を願わずにはいられない。
彼はマイケルになる人なのかもしれない。
(22.10.17)
Be Real
…という名のアプリを使いだしてから1週間ほど経った。
知り合いの先輩がやっているということで、目新しいものを試してみたくなったのだ。
昨今は、他人に自分のプライバシーや個人情報をバラされるのは忌避するのに、自分から位置情報を知らせる交流アプリは楽しむ妙な時代である。
このアプリも、
アプリから通知が来たら2分以内に今自分がしていることを写真に撮る
というものであり、位置情報は任意にせよ、外と内両方のカメラで撮られるため今どこにいるかの情報が多分に漏れることになる。
通知が来てすぐに投稿しなくても構わないが、"友達"が投稿した写真を見るには自分も投稿する必要があるという中学の女子グループみたいなノリの仕組み。
全世界に公開する設定にしなければ、友達になった人にしか自分の投稿は表示されないし、次の日の投稿をしたら、自分以外は見られない。
最初はすぐに飽きるかな〜と思っていたのだが、これはこれで趣があるなと思い始めた。
連続投稿できない上、アプリから今日の分の通知が来るのがいつなのかは毎日ランダムである。
なのでその日のピークを投稿するということができない。大体バイト帰りの時とか、家でご飯食べてる時とか、「今ですか!?」っていう時に来る。今日なんて旅先から帰る列車の中で来た。さっきまで画になる風景の中にいたのに!!!!!
しかしそうなると、なんかとりあえず時分の目の前にあるものの中から画になる風景を見出そうとする。
そうして生まれる写真の中には、確実に他のSNSにはいない自分がそこに居る。
実家の吸い物の写真を撮る日なんて、後にも先にもないだろう。
もうちょっと使い続けてみようかな。
(22.10.10)
ヘンな夢
季節の変わり目は心身ともにバランスを崩しがちとよく言うが、なんだか最近怒涛の勢いでヘンな夢連チャンしている。
①ピザを背負った(貼り付けた?) アシダカグモが壁にはりついてる夢
出オチ。アシダカグモには過去トラウマがある。だからってなぜピザを背負わした🍕
②ちっちぇ〜フワフワの犬が家のエアコンの上に登っている夢
片手で持てるくらいの小さい犬。エアコンの上から滑り落ちるが、果敢にもう一度登頂を試みるところをムンズと掴んで阻止する夢。
マジでちっさくてフワフワだった。触ってないけど
③DJ松永と会話する夢
なぜだか親しく喋っている。
「ティアラ買ってあげる」って言われたのに対して「要らないけどネタになるからください」って答えていた。なんでティアラ?
④普段めちゃくちゃ無口な知り合いが超饒舌に喋っている夢
もうちょっと喋ってくれ〜〜〜って思っている願望が出たか
リアルに ( ^ω^) ☜こんな顔をしながら喋るのがちょっと気味悪かった
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夢から心理がわかる人!わたしは一体どういう状態なんでしょうか!!!!!!!
(22.10.06)